東京都八王子市に、人気ホスト・実業家の『ローランド』さんの等身大銅像が設置されました。像は八王子駅北口から徒歩数分のイタリアンレストラン『BELLA NOTTE八王子店(公式サイト)』前に2020年末建立され、ローランドさんらしいファッションやトレードマークのサングラスまで忠実に再現されています。
ファンの間ではサングラスを触るとご利益があるという噂が広まっていますが、果たして真実は?なお、BELLA NOTTE八王子店は以前ローランドさんのタピオカ店『THE PEARL』だった店舗で、地元でも話題となっているスポットです。
この記事では銅像の背景や見どころ、噂の真相を2025年最新情報で徹底解説します!
目次
八王子に登場したローランド銅像の全貌
2020年12月、ローランドさん自身が経営する八王子のROLAND MUSEUM前に、本人と同じ等身大の銅像がお披露目されました。黄金色のブロンズ製で、被写体はローランドさんそのもの。身長約190cmの彼と同じ高さに作られ、特徴的な黒いサングラスや華やかなスーツ姿まで細部に至る再現度です。この新スポットは瞬く間に注目を集め、地元メディアやSNSでも話題になりました。
銅像はシックな黒一色の建物前に立っており、ローランドさんの世界観を感じさせる重厚感があります。首にはゴールドのペンダント、手には指輪まで装着し、トレードマークのキラリと光る指輪も忘れず再現。アゴを少し上げた誇らしげなポーズで、前方を見つめています。実物大の迫力ある立像は、まさに彼が現実に立っているかのような臨場感を醸し出しています。
銅像誕生の経緯
ローランドさんは2019年に八王子駅前でタピオカ店「THE PEARL」をオープンし、その後2020年9月に店舗を黒で統一した「ROLAND MUSEUM」としてリニューアルしました。銅像はその一環であり、2020年12月23日に一般公開されました。この日、関係者によって除幕式が執り行われ、ファンや地元住民も集まったと言われています。
建立にはローランドさん自身が深く関わり、高級感にこだわる彼の演出が随所に見られます。彫刻家や石材業者と相談しながら制作し、特にサングラスの色合いや細かい装飾には時間をかけたとの逸話もあります。この銅像は、八王子の街に新たな名物としてローランドさんの世界観を伝える存在となっています。
銅像のデザインと特徴
銅像の最大の特徴は、何と言ってもローランドさんお馴染みのグラデーション入りサングラスです。光に当たると虹色に輝くこのサングラスは、彼のクールさを象徴しており、制作時に最もこだわったポイントとされています。サングラスのグラデーションは、上部が濃い色から下部に向けて徐々に薄くなっており、実際に触れると金属の冷たさを感じます。
また、衣装は黒のスーツにゴールドのネクタイ、そして指に光るゴールドリングが再現されており、ローランドさんの華やかなイメージが凝縮されています。等身大なので、銅像越しにローランドさんの目線で街を見渡すことができ、訪れた人からは「本物が街を見ているようだ」といった感想も聞かれます。このように細部まで作り込まれた姿は、見る者を引きつける大きな見どころです。
ROLAND MUSEUM誕生の背景と銅像設置の経緯
元々ローランドさんは東京都八王子市出身のホストでした。1992年生まれで上京後、新宿の高級ホストクラブで活躍し、瞬く間に有名ホストとなりました。2010年代後半には自身のブランドを立ち上げ、メディアにも多数出演。2019年には地元・八王子に初めて『THE PEARL』というタピオカ店をオープンしました。
『THE PEARL』は赤を基調としたオシャレな店舗でしたが、2020年9月に大規模改装を行い、黒を基調とした「ROLAND MUSEUM」に生まれ変わりました。店内は自身の写真や衣装などで埋め尽くされ、まるでテーマパークのような雰囲気に。ローランドさんは「自分のファンのための美術館」というコンセプトでこれらを作り上げました。
- 2019年10月: ローランドさんが八王子にタピオカ店「THE PEARL」を開店
- 2020年9月19日: 「THE PEARL」を黒く改装し『ROLAND MUSEUM』としてリニューアルオープン
- 2020年12月23日: ROLAND MUSEUM前にローランドさんの等身大銅像を建立
これにより、ROLAND MUSEUMは単なる飲食店ではなく、ファンを魅了する新たな観光名所になりました。ローランドさんはこれまであまり公表してこなかった八王子出身を「地元を愛せない男になりたくない」との理由で告白し、今回のミュージアム開設と銅像建立で地元愛を示しています。
カリスマホスト・ローランドのプロフィール
ローランドさんはその独特のキャラクターと名言で知られるカリスマホストです。本名は非公表ですが、高級ホストとして活躍する一方、書籍やテレビ出演もこなすメディアパーソナリティーでもあります。身長は約190cm、飄々とした外見と洗練された語り口で若い世代を中心に圧倒的な人気を誇っています。
また、実業家としての顔も持っています。自身のファッションブランド「Roland Versailles」を展開するほか、バーや飲食店経営にも参画。特殊なゴールドの指輪やサングラスをトレードマークとし、「ホスト界の帝王」「パーフェクト・エゴイスト」などの異名で呼ばれています。
タピオカ店「THE PEARL」からROLAND MUSEUMへ
八王子に開店した『THE PEARL』は、ローランドさんがプロデュースしたタピオカドリンク店です。店名は彼の好きな真珠(Pearl)に由来し、女性客を中心に賑わっていました。2020年に店舗改装のため一時休業し、同年秋に『ROLAND MUSEUM / THE PEARL』として黒い内装にリニューアルオープンしました。
リニューアル後のROLAND MUSEUMはタピオカ店の体裁を残しつつも、店内が彼の世界観で彩られたミュージアムとなりました。ロゴのGoldデザインや、ロゴ入りグッズの販売など、ファンが楽しめる要素も充実しています。そして最後に登場したのが、店舗前の等身大銅像です。彼はこのミュージアムを「自分が生きた証が詰まった場所」と呼び、まるでローランドさん自身の博物館のように位置付けています。
八王子とのつながりと愛
ローランドさんが八王子市の出身であることは、2020年秋のテレビ番組で語られて話題になりました。それまでは出身地を明かしていなかった彼ですが、「恥ずかしかったが、故郷を愛せない男にはなりたくない」として八王子愛を公言しました。その後、実家がある地区には彼を応援するファンも増え、市内の商店街にも親しまれる存在となっています。
銅像建立も、地元への感謝と自己表現の証です。八王子市は「何が起きるか分からない街」として知られていますが、ローランドさんの登場でさらに話題を呼び、市民の間では「八王子っ子の誇り」として歓迎されています。
ローランド銅像の設置場所とアクセス
ローランド銅像は、八王子駅北口から徒歩数分の場所にあるイタリアンレストラン『BELLA NOTTE八王子店』の店頭に設置されています。住所は東京都八王子市中町2-9、ランドマーク的なランメンビルの1階です。元々この場所にはローランドさんが手がけたタピオカ店『THE PEARL』がありましたが、店舗改装後に銅像が置かれています。
実際に訪れる際は、JR八王子駅北口を出て右手の大通りを進み、中町交差点を目指します。そこから歩いて2~3分ほどでBEELLA NOTTEの入り口が見えてきます。店前には大きなガラスケースがあり、その中にローランド銅像が立っています。銅像は屋外ではなく屋内のケース内に設置されているため、雨の日でも安心して見学できます。
BELLA NOTTE八王子店とは?
『BELLA NOTTE八王子店』は、2021年11月にオープンしたイタリアンレストランです。ローランドさん自身がかつて通っていた思い出のイタリアン店『パンコントマテ』の跡地を引き継いだお店で、気軽に楽しめる洋食スタイルとなっています。店内は白と黒を基調としたシックな空間で、入口横のショーケースにはローランド銅像が飾られています。
店舗は大久保にも同名の支店がありますが、八王子店はROLAND MUSEUM時代のデザインの名残も感じられる内装になっています。店名のBELLA NOTTEは「美しい夜」の意味で、落ち着いた雰囲気の中でパスタや肉料理などイタリアンを楽しめると評判です。
最寄り駅からのアクセス方法
最寄り駅はJR八王子駅北口です。北口からは徒歩約5分(約400m)の距離でアクセス良好。駅を出てすぐ目の前の大通りを西へ進み、SUBARU群のビルを右手に見ながら直進します。中町二丁目交差点を越えた先にランドマークの黒いビルが見えてきますので、その1階がBELLA NOTTE八王子店です。駅周辺にはコインパーキングも多く、車で行く場合も便利です。
店舗前に銅像が置かれているため、道案内の目印としても分かりやすい位置にあります。夜間でも店内の照明が銅像を明るく照らしているので、早朝や夜遅くでも安全に見ることができるのは利点です。
営業時間と利用情報
BELLA NOTTE八王子店の営業時間は、ランチは11:30~15:00(L.O. 14:30)、ディナーは17:00~22:00(L.O. 21:30)となっています。定休日は店舗に確認が必要ですが、通常は年中無休として営業することが多いようです。銅像はレストラン内のショーケースにあるため、来店時は食事やドリンクを注文する形式です。純粋に銅像を見たい場合でも、1人ワンドリンク等の注文がマナーとされています。
ローランド銅像の特徴と見どころ
銅像のまず圧倒的なポイントは「等身大」のスケール感です。実際のローランドさんと同じ身長・体型で作られているため、隣に立って並ぶことで全身の存在感を味わえます。彼の身長は約190cmと言われ、その迫力ある立ち姿は見る者を圧倒します。足元に小さな台座があるものの高くはないため、銅像の足元から見上げる形で写真を撮ると、とても堂々とした立ち姿に見えます。
次に注目したいのがやはり「サングラス」です。ローランドさんのトレードマークである濃淡グラデーションのサングラスは、傑作と言われたポイント。上部が濃い紫色から下部が薄い色へと変わるこのサングラスは、光線の当たり具合で色味が変わる美しさがあります。ファンによると、製作時には特にこの色合いにこだわったそうで、スタッフが細心の注意を払って仕上げたとのことです。
さらに衣装にも意匠が凝らされています。黒い専用スーツはリアルな質感があり、襟元にはゴールドのネクタイやペンダントを装着。指先には本物の指輪が光り、腕時計も精巧に作られています。こうした装飾品は、ローランドさんが日常的に身に着けているものと同じデザインで、まさに“ローランドそのもの”とも言える仕上がりです。
これらのディテールにより、銅像はファンにとって格好の撮影スポットにもなっています。ショーケース越しに銅像と並んで記念撮影する人が後を絶たず、ロゴ入りの看板や店のシンボルと一緒に写真を撮るとSNS映えも抜群。特にサングラスの部分は触ることもでき、「撫でると運気が上がる」と冗談交じりで人気の撮影ポーズになっています。
ローランド銅像のご利益は本当?噂の真相
もっとも興味を引くのは、銅像にまつわる「ご利益」に関する噂です。流布されているのは「サングラスを触ると運気アップ(特に金運)」というもの。この情報はSNSや一部メディアで取り上げられ、一時期は「触れるべからず」「触るべき」と賛否入り乱れる話題になりました。実際、銅像前のケースには「さわると金運アップ」などの貼り紙が噂であると紹介するドキュメントのようなものが掲示され、観光客の好奇心を煽っています。
一方で、ローランドさん本人はこの噂に否定的です。2021年1月の自身のツイートでは「拝んだからといっていいことばかり起こるわけではない。ただ銅像を見た時点でそれ自体が“いいこと”なんだ」とコメントしています。つまり「サングラスを撫でればお金持ちになれる!」と断言しているわけではなく、むしろ「銅像を見た=ラッキー」と冗談めかしています。この言葉からは、あくまでファンへのエンターテインメントとしてご利益話を捉えて欲しい意図もうかがえます。
一般的に見るとローランド銅像は、地域の新たな観光資源でありパワースポットとも言えます。しかし鎮座する像が祈願に霊験あらたかというわけではなく、どちらかと言うとユーモアあふれる話題作りの側面が大きいと考えられます。地元八王子市民も「触れば幸運」という伝説を一種のジョークとして楽しんでおり、新年には銅像前に初詣気分で参拝する人まで現れるほどです。結局のところ、この銅像の“ご利益”は見物したり触れたりすることで得られる楽しさなのでしょう。
訪れた人々の反応と口コミ
銅像設置後はSNSで瞬く間に話題となり、さまざまな反応が寄せられています。インスタグラムやツイッターには「リアルすぎる」「本物のローランドと同じ高さ」「触ってもいいの?」などといった写真付き投稿が溢れ、地元以外にも多くの人が注目しました。ニュース記事やブログでも「八王子にローランド銅像」「超一流ホストの超一流銅像」と取り上げられ、情報が拡散されています。
実際に来訪した人の声としては、まず「カッコいい」「想像以上の再現度」といった驚きの声が多いです。あるファンは「銀座のどこよりもインパクトがある銅像」と感想を語り、他には「ローランドと一緒に写真が撮れて感動した」「手の指輪まで本物そっくり」といった細部への注目も目立ちます。一方、噂のご利益については「半信半疑で触ったら本当に運が良くなった気がする」と冗談混じりに語る人も。どちらになっても訪問者にとって良い記念になっているようです。
地元八王子市民の反応は概ね好意的です。「八王子から全国区に名物ができて嬉しい」「ユニークな話題作りで町が盛り上がった」といった声が多く、新たな観光目的地として歓迎する声も聞かれます。その一方で、「ちょっと面白すぎる」「芸能人のイメージに合わない」といった戸惑いの声もわずかにありますが、いずれにせよ八王子らしい話題として前向きに受け止められているようです。
まとめ
八王子に誕生したローランドさんの等身大銅像は、彼を象徴するサングラスやゴールドの指輪まで忠実に再現した新名所です。設置から数年経った2025年現在も多くのファンを集め、「触るとご利益がある」という噂はあくまで一種の面白ネタと言えるでしょう。ローランドさん自身も「銅像を見ただけで十分幸運」と発言しており、像が持つパワー以上に訪れる人々が笑顔になれるエンターテインメントの要素が大きいのです。
訪れる際は店の営業時間を確認しつつ、ばっちり撮影したり願掛けしたりしてみてください。気さくなスタッフが写真撮影に協力してくれることもあり、ライトアップされた銅像は夜でも美しく、早朝でも見学が可能です。レーザー光線のような注目を集めるこの銅像は、今後も八王子の話題をさらい続けることでしょう。ご利益の真相はさておき、ぜひ一度足を運んでローランドさんの世界観に触れてみてはいかがでしょうか。
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